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舜宇光学科技(02382.HK)の株式投資情報

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舜宇光学

舜宇光学科技(サニー・オプティカル・テクノロジー:2382.HK)は光学製品の中国OEMメーカーです。

スマホ向けカメラモジュールをはじめとする光電子製品の製造が主力。ほかに、光学部品(スマホ、車載機器向けレンズなど)、光学機器(顕微鏡など)も生産する。携帯電話用カメラモジュールのリーディングカンパニー。車載用レンズ部門では、世界首位のシェアを誇る。

主な顧客には、華為(HUAWEI)、OPPO、レノボ、小米(Xiomi)といった中国の大手スマホメーカーのほか、米アップルや韓国サムスン電子などが含まれる。

舜宇光学科技(02382.HK)の株価について

舜宇光学科技(02382.HK)の株価チャート

※ チャート:Google、2018/8/8時点

株価 年間騰落率 実績PER 最低売買金額 時価総額
127.20HKD +30.86% 41.46 180,471円 1兆9722億円

※ 2018/8/8時点の株価より算出

過去の株価推移

高値 安値 年度末EPS PER High PER Low
2014 14.50 6.10 0.62 23.39 9.84
2015 19.94 10.38 0.83 24.02 12.51
2016 42.90 14.84 1.37 31.31 10.83
2017 152.60 33.30 3.33 45.83 10.00

※ 単位:香港ドル

舜宇光学科技の事業について

スマホのデュアルカメラ化で波に乗る

iPhone7 Plusにデュアルカメラ(カメラレンズを2個設置)が搭載され、他のスマホメーカーも追随。今後ハイエンド・スマホへのデュアルカメラ搭載が増えると予想される。同社もこの恩恵を享受できる立場にある。

車載用レンズの成長も継続

同社は車載用レンズ市場の世界最大手。2016年、車載用レンズの出荷量は前年比37%増の2262.2万個に達した。自動車安全運転意識の高まりやADAS(先進運転支援システム)採用などの促進などで、今後車載用レンズの市場規模は中長期に渡り、拡大基調が続くと予想される。

業績推移

年次決算

売上高 純利益 EPS(元)
14/12 8,426.46 566.10 0.529
15/12 10,696.23 761.63 0.709
16/12 14,611.77 1,270.75 1.176
17/12 22,366.25 2,901.55 2.668

※ 単位:百万元

キャッシュフロー

14/12 15/12 16/12 17/12
営業CF -183 1,701 1,616 2,436
投資CF 169 -1,932 -1,260 -1,686
財務CF -190 -88 -81 12
現金同等物 505 187 467 1,227

※ 単位:百万元

配当

配当(元)
2014/12 0.1550
2015/12 0.2080
2016/12 0.2900
2017/12 0.6610

売上・利益構成

項目 売上構成比 利益構成比
光電子製品
(スマホ用カメラモジュールなど)
78.0 34.8
光学部品
(スマホ向け、車載機器向けレンズユニットなど)
20.2 64.6
光学機器
(顕微鏡など)
1.7 0.6

※ 2016/12時点

月次出荷数

スマホ用レンズユニット 車載用レンズユニット スマホ用カメラモジュール
2016/04 2088万5000個 179万5000個 1936万9000個
2016/05 2415万6000個 165万9000個 1940万個
2016/06 2953万4000個 165万5000個 2540万1000個
2016/07 3286万1000個 177万6000個 2370万6000個
2016/08 3172万1000個 187万1000個 2767万7000個
2016/09 3760万1000個 217万個 2668万4000個
2016/10 4249万3000個 211万7000個 2636万4000個
2016/11 4008万7000個 212万8000個 2820万9000個
2016/12 5011万3000個 197万9000個 2945万3000個
2017/01 4298万9000個 271万8000個 3181万3000個
2017/02 4135万4000個 244万8000個 2942万7000個
2017/03 4029万9000個 258万6000個 2337万2000個
2017/04 4404万3000個 248万7000個 2109万9000個
2017/05 4519万4000個 252万2000個 2148万8000個
2017/06 4769万個 250万9000個 2612万個
2017/07 5223万5000個 273万5000個 2400万1000個
2017/08 6201万6000個 308万7000個 3364万6000個
2017/09 6259万8000個 280万6000個 2801万1000個
2017/10 5904万1000個 282万8000個 2949万個
2017/11 5726万9000個 254万2000個 2834万6000個
2017/12 5334万6000個 262万3000個 2801万8000個
2018/01 5143万2000個 324万6000個 2891万個
2018/02 5454万1000個 251万9000個 2629万7000個
2018/03 6069万0000個 285万8000個 2498万8000個
2018/04 7084万8000個 325万8000個 2857万7000個
2018/05 7692万4000個 303万個 3405万7000個
2018/06 8727万個 309万個 3545万9000個
2018/07 8837万9000個 341万6000個 2648万2000個
2018/08 9065万個 353万9000個 4589万2000個
2018/09 1億800万個 365万9000個 4790万3000個

主要株主

株主 シェア(%)
舜旭有限公司 38.4
JPMorgan Chase & Co 5.6

※ 2016/12/31時点

子会社・関連会社

会社 (%)
力量光学有限公司 56.7
舜宇日本株式会社 55.0
Sunny Opotech North America Inc 100

※ 2016/12/31時点

最近の動向/今後の見通し

携帯端末用や自動車用レンズセットの伸びが好調なほか、デュアルカメラの貢献で携帯端末用カメラモジュールの先行き見通しも明るい。

総合光学製品メーカーからスマート光学システム・ソリューション・プロバイダーへの転身を図る。今後は拡張現実(AR)や仮想現実(VR)、バイオメトリクス認証などの分野への参入を図る。

2017年12月期は純利益2.3倍 スマホ・自動車用部品が好調

舜宇光学科技(2382.HK)の2017年12月期(本決算)の業績は、売上高が前年同期比53.1%増の223億6625万元、純利益が128.3%増の29億155万元と大幅な増収増益となった。

製品の需要が引き続き拡大する中、スマートフォン、カーエレクトロニクス関連の光学部品や光電子製品の販売が伸びている。中国のスマホ出荷数は減速傾向が鮮明化しているものの、メーカー各社は高機能化、高品質化を通じて販売拡大に注力。こうした流れの中で、高付加価値製品へのシフトを加速させたことが奏功した。

製品構成の改善を受けて平均単価も上昇。その結果、粗利益は79.2%増の48億276万元と増収率を大幅に上回るペースで拡大し、粗利益率は18.3→21.5%(↑3.2ポイント)に改善している。コストも効果的に抑制。

事業規模の拡大に伴って販売費、管理費が増えたものの、対売上高比はそれぞれ1.1→0.9%(↓0.2ポイント)、2.3→1.7%(↓0.6ポイント)と前年から低下している。ただ、高規格カメラなどの開発に力を入れる中で、研究開発費の対売上高比は4.8→5.2%(↑0.4ポイント)と上昇した。

主力の光電子光学製品の部門売上高は55.8%増の177億7100万元。携帯端末用カメラモジュールの出荷量が増えた上、製品構成の改善に伴い平均販売価格が上昇した。 部門利益は前年同期の3.1倍に達した。

光学部品も73.7%増益と好調だった。部門売上高は45.5%増の43億200万元。携帯端末用と車載用のレンズセットの出荷量がともに増加。携帯端末用レンズセットは製品構成の改善により平均販売価格が上昇した。

同社は競争力強化と市場シェアの拡大を目指し、2018年に研究開発の強化と生産自動化、在庫やムダを極力省くリーン生産方式を推進すると表明。

一方で新事業の新たなマーケティング手法を開発し、組織と人員配置を新市場での事業開発に適した形に見直すことで、重要な市場セグメントでブレークスルーを実現するとした。

目標株価

目標株価 日付
ゴールドマン・サックス 168.0香港ドル 2018/3/29
クレディ・スイス 186.0香港ドル 2018/3/26

 

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