中国株時価総額ランキングトップ30【2020年版】

香港マーケット

中国株(香港上場)でメジャーな会社を紹介しようということで、2020年版中国株の時価総額ランキングトップ30を見ていきたいと思います。

中国株時価総額ランキング トップ30

順位会社コード業種時価総額(百万HKD)
1アリババ集団09988IT4,234,410
2テンセント00700IT4,012,098
3中国工商銀行01398銀行2,843,231
4中国平安保険02318保険1,654,269
5中国建設銀行00939銀行1,530,453
6招商銀行03968銀行1,488,881
7中国銀行03988銀行1,389,691
8中国農業銀行01288銀行1,272,152
9チャイナ・モバイル00941通信サービス1,112,842
10ペトロチャイナ00857石油・ガス813,175
11美団点評03690IT788,357
12AIAグループ01299保険779,821
13HSBC01398銀行754,808
14中国人寿保険02628保険690,018
15シノペック00386石油・ガス524,771
16中国神華能源01088エネルギー522,595
17万科企業02202不動産517,363
18中国郵政儲蓄銀行01658銀行465,502
19ファーストリテイリング06288小売418,924
20中信証券06030証券405,136
21交通銀行03328銀行401,331
22中国海洋石油(CNOOC)00883石油・ガス397,362
23香港証券取引所00388証券取引所345,866
24安徽コンチセメント00914セメント319,811
25小米(シャオミ)集団01810スマホメーカー290,293
26バドワイザーAPAC01876飲料(アルコール)281,414
27中国鉄塔00788通信サービス272,812
28新鴻基地産00016不動産268,934
29中国海外発展00688不動産265,688
30中国民生銀行01988銀行264,064

※ 2020/5/27時点

中国株の時価総額ランキング1位はアリババ(09988.HK)で、時価総額は日本円換算すると約59兆円。2位はテンセント(00700.HK)で時価総額は約56兆円。3位は中国工商銀行(01398.HK)で時価総額は約40兆円。

上位にはITや銀行や保険といった金融業が多くランキングされています。そのほかは、石油・ガスなどエネルギー関係、不動産、通信サービスなどがランクインしています。これを見ると大体どの業種が大きくなるか見当がつくかと思います。

米・中・日の比較

国内総生産推移

アメリカは着実に成長をとげ、強さを発揮しています。成長率で勝る中国は、あっという間に日本を追い越し、国民総生産でみると日本の2倍以上。ここ10年以内にアメリカも追い越す勢いで成長と続けています。一方、日本はグラフの通り、残念な結果となっています。

GDP、人口比較

国名GDP人口
アメリカ21兆4277億ドル3億2820万人
中国14兆3429億ドル14億5万人
日本5兆818億ドル1億2650万人

※ 2019年時点

米・中・日の時価総額トップ3

順位アメリカ中国日本
1アップル
(約149兆円)
アリババ集団
(約59兆円)
トヨタ
(約23兆円)
2マイクロソフト
(約148兆円)
テンセント
(約56兆円)
キーエンス
(約11兆円)
3アマゾン・ドットコム
(約129兆円)
中国工商銀行
(約40兆円)
ソフトバンクG
(約10兆円)

※ 2020/5/27時点

GAFAをはじめとする世界的巨大IT企業が強さを示す結果になりました。ちなみにアメリカの時価総額4位は、アルファベット(GOOGL)でした。中国においても、中国のIT2強のアリババ、テンセントが1位、2位を独占。巨大IT企業の強さは今後においても続きそうな勢いです。

一方、日本ですが、時価総額1〜3位のトヨタ、キーエンス、ソフトバンクGを足しても約44兆円。中国のアリババ、テンセント1社にも満たない規模となっています。IT分野で世界的巨大IT企業と対抗できる企業はなく、時価総額を見てみても米中とかなりの差がついています。

関連記事

なお、中国株の代表的銘柄である、アリババ、テンセントについては、こちらの記事をチェックしてみてください。

アリババ集団(09988.HK)の株式投資情報

テンセント(Tencent:00700.HK)の株式投資情報

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