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玖龍紙業(ナインドラゴンズ・ペーパー:02689.HK)の株式投資情報

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玖龍紙業(ナインドラゴンズ・ペーパー)

段ボール原紙の生産でアジア最大規模を誇る。ライナーと中芯、コーティングボール紙を生産。国内シェアは1割を超える。

広東省東莞工場が最大の生産拠点。江蘇省太倉、天津、重慶、福建省泉州、遼寧省瀋陽、四川省楽山にも工場を持つ。2011年に河北永新紙業を買収。ベトナムでは現地企業と合弁で製紙事業を展開している。

2017年6月末時点の年産能力は1370万トン。内訳はライナー720万トン、中芯340万トン、コーティングボール紙260万トン、再生紙50万トンに上る。加えて、17年8月にベトナムのライナー生産ライン(35万トン)が稼働。

2018年末までには、瀋陽、永新、重慶、泉州でも新ラインが生産を開始する。年産能力は18年末に1600万トン超に達する見通し。

ナインドラゴンズ・ペーパー(02689.HK)の株価について

ナインドラゴンズ・ペーパー(02689.HK)の株価チャート

※ チャート:Google、2018/8/8時点

株価 年間騰落率 実績PER 最低売買金額 時価総額
10.02HKD -11.17% 9.28 142,164円 6619億円

※ 2018/8/8時点の株価より算出

決算情報

年次決算

売上高 純利益 EPS(元)
15/06 30,092.55 1,411.52 0.303
16/06 32,092.77 1,121.74 0.240
17/06 39,154.81 4,383.67 0.939

※ 単位:百万元

キャッシュフロー

15/06 16/06 17/06
営業CF 5,606.37 6,460.47 3,513.30
投資CF -2,187.91 -1,360.57 -3,166.40
財務CF -4,007.40 -1,497.46 -4,843.98
現金同等物 7,310.84 11,002.47 6,472.76

※ 単位:百万元

配当

配当(元)
2015/06 0.070
2016/06 0.130
2017/06 0.250

売上構成

項目 売上構成比 前年比
梱包用紙 93.9 17.6
再生印刷・書簡紙 5.5 11.2
特殊紙 0.7 15.0

※ 2016/12時点

関連会社

関連会社 シェア(%)
東莞玖龍紙業有限公司 99.9
玖龍紙業(天津)有限公司 99.9
玖龍紙業(太倉)有限公司 99.9

※ 2016/06/30時点

最近の動向/今後の見通し

中国ではネット通販の普及で梱包材需要が拡大しており、平均販売価格は上昇傾向にある。旧式設備の淘汰に伴う需給バランスの引き締まり傾向も出始め、大手メーカーには追い風。

2016年6月本決算は前年比21%減益とさえなかったが、事業環境の改善で、2017年6月通期決算では大幅増益となった。

2017年6月通期決算

2017年6月期(本決算)は、純利益が前年比290.8%増の43億8366万元(約746億円、希薄化後EPS:0.9372元)に達し、過去最高益を更新した。売上高は22.0%増の391億5480万元。1株当たり0.25元の期末配当を実施する方針。

紙製品の値上がりで本業が好調だったことに加え、為替差損の縮小や金融デリバティブに絡む利益の計上が大幅増益の要因。特殊要因を除いたコア利益は、前年を68.1%上回る47億6530万人民元に達している。中国政府が環境規制を強化する中、国内各地で旧式製紙設備の整理が進展。

一方で、インターネット通販市場が拡大し、配送用段ボールの需要が膨らんだ。需給バランスが改善したことで、同社の価格交渉力も上昇した。

製品価格の上昇を受け、粗利益率は20.4%(↑2.1ポイント)に改善。古紙や石炭など原燃料の価格も大きく変動したが、値上げによる転嫁で吸収している。同時に販売費(↑13.8%)や管理費(↑9.0%)を増収率以下の伸びに抑えたことで、営業利益率は16.8%(↑3.3ポイント)に上昇した。

株価について

包装用紙の値上がりを受け順調に株価が上昇している。各ブローカーも製紙セクターに強気見通し。シティが目標株価23香港ドル、JPモルガンが21香港ドルをつけている。

玖龍紙業の株価

目標株価

目標株価 日付
JPモルガン 21.0香港ドル 2017/09/22
野村 19.0香港ドル 2017/09/21
シティグループ 23.0香港ドル 2017/09/13
大和証券 20.0香港ドル 2017/09/13

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